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手足口病って何ですか?

手足口病は、年6~8月にかけて流行する病気です。
秋から冬にかけて多少の発生がみられることがあります。

Q 手足口病は、どんな症状ですか?

手・足・口に水ぶくれや発疹ができます。あとは、ひざやお尻にも、水ぶくれができることが多いです。熱はでる場合とでない場合があります。

コクサッキーウイルスやエンテロウイルスなどのウイルスが、水ぶくれや発疹などの多様な症状を引き起こします。

特に、注意が必要なのは、水ぶくれや発疹が口にできた場合、痛くて水が飲めないため、脱水症状になる場合があることです。

またエンテロウイルス71型は、怖い型で心筋炎や脳炎を引き起こし、急に命を落としてしまうこともあります。

この症例は、日本でも2~3例の報告がありますが、主に台湾やシンガポールなどの東南アジアの諸国に多いようです。

Q 手足口病は、大人も感染しますか?

大人も感染します。

子どものころに、何度も感染していればある程度抗体はできています。
しかし、ウイルスは何種類もあるので、お子さんが今まで感染したことのないウイルスを持ってくると、運悪く感染することがあります。感染経路は多くの場合、飛沫感染です。

Q 手や足以外にも発疹はできますか?

水疱を形成するので、あまり違いはありません。手や足以外にもできます。
先ほども書きましたが、口内炎ができると、とても痛いです。

Q 手足口病の対策法はありますか?

手足口病に対する、特別な対策手段はありません。
一般的な注意と同じですが、手洗い・うがいをして、十分な体調管理をすることが対策になります。

Q 感染する時期はいつごろですか?

ブツブツ(発疹)がでてきたときには、感染する時期は過ぎていることが多いようです。
感染するのは、ブツブツがででくる一週間くらい前の、鼻水や咳、微熱などの風邪の症状がでているときです。

Q 登校や登園するのに、医師の許可は必要ですか?

手足口病になり、手や足にブツブツができていても、ごはんがちゃんと食べられるならば、登校や登園は問題ありません。

ですので、医院や病院に行って、医師から登校や登園の許可をもらう必要はありません。
ただ、熱がなくても、口にブツブツができている場合、痛くて食事ができないので、保育園に預けられると保育士さんが大変なんだそうです。

ですから、物が食べられない状況のときには、抵抗力も弱まっているので、家でゆっくり過ごすほうがお子さんのためにも良いし、お母さんやお父さんも安心だと思います。

心配であれば念のために病院にいらしてください。
特にブツブツが出た際は、お子さんのご様子に気を配って下さいね。

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