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診療時間・科目
診療時間は、午前9:00より、12:00まで。午後3:00より6:00までとなっております。
診療科目
・小児科 ・内科 ・漢方診療
検査/検診
- ・乳児検診
- 発育・発達はもちろん、出来るだけ超音波を使い、心臓や内臓などもチェックします。
- ・予防注射
- 四種混合、ヒブ、肺炎球菌、ポリオ、BCG, MR、水痘、おたふくかぜ、B型肝炎など
詳しくは、お電話ください。 - ・迅速検査
- ~数10分程度。当院で結果が出ます。
- アデノウイルス感染症
- ロタウイルス感染症
- A、B型インフルエンザ
- 溶連菌感染症
- ノロウイルス(年齢制限あります)
- RSウイルス(年齢制限あります)
- ヒトメタニューモウイルス
・心電図
・脈波測定計(動脈硬化、血管年齢測定)
- ・NO測定器
- 禁煙外来あります。ただ、車の運転をされる方には使用できない薬もあります
・胸部レントゲン検診
・超音波検査(腹部、心臓)
- ・各種血液検査
- 白血球、赤血球、炎症反応(CRP)は迅速でできますが、肝機能などの迅速検査は外部の検査会社に委託しております。
アデノウイルス感染症
アデノウイルスにはさらに約50種類に分類されます。多彩な臨床症状を起こすことで最近注目されています。高熱と、のどの痛みが特徴です。
ただこれ以外にも、3,4型は咽頭結膜熱(いわゆる、プール熱),8型は流行性角結膜炎(いわゆるはやり目),11型は出血性膀胱炎 40,41型は胃腸炎,の症状を起こしやすいことが、知られています。
最近はプール内より集団生活や家族内での感染(夏のみでなく通年性)が多いことが最近知られてきました。
特効薬はなく、対症療法が主体で、安静と水分、栄養補給のみです。5日ぐらいの高熱が続いても,全身状態は良好のことが多いのですが、咳を伴い全身状態が不良の場合は,肺炎をおこすこともあります。 結膜炎に対しては、眼科の先生の診療を受け、角膜潰瘍が起こらないように注意してください。
ロタウイルス感染症
別名 白色便性下痢症(白痢)と呼ばれています。
臨床症状は、咳、鼻汁、嘔吐、下痢、発熱です。特に乳幼児では、他のウイルス性腸炎に比較し、嘔吐と下痢がひどくなり、脱水で重症化しやすいので注意が必要です。1才以下では持続点滴を必要とし、入院を必要とすることが、多々あります。
また無熱性痙攣をおこすことも知られています。
A、B型インフルエンザ
インフルエンザにはA型、B型があり、その年により流行は異なります。
いずれも高熱、筋肉痛などが主症状で、一番怖い合併症は脳炎です。特に脳炎は発熱後48時間以内に発症することが多く、早期の診断、治療開始が必要です。
最近の治療法は進歩したのですが、迅速検査法の進歩は今一つで、鼻に綿棒をいれ検体をとり、10から15分程度で判定できるようになっています。ただし、ある程度ウイルスが増殖しないと(大体24時間ぐらいが必要と思われます)、検出できません。
インフルエンザは、ほんの少量の感染でも高熱や筋肉痛が出現するため、ウイルスが感染し増殖していても、検査では、発熱直後には陰性と出て、治療に困ることがしばしばです。
治療薬は、内服(タミフル) 吸入(リレンザ、イナビル)点滴(ラピアクタ)がかいはつされ、発熱の期間を半減させています。ただ、10代の若者には異常行動(夜中に急に飛び出すなど)が起きることがあります。
これは、タミフルなどの薬を飲んでいない場合にも起こり、因果関係は明らかになっておりません。ただ、10代の方には脳にできるだけ刺激の少ない吸入薬を用いることになっています。
溶連菌感染症
溶連菌というのは溶血性連鎖球菌という細菌の略で、この菌の毒性の強いものに感染すると、全身が真っ赤になりしょう紅熱といわれ、感染力も強く、昔は法定伝染病として扱われていたような病気です。
扁桃腺で増殖しやすいため、3歳から10歳ぐらいの、扁桃腺が大きな時期(多くは、大人になるにつれて退化していきます)に多く、激しい咽頭痛と高熱が特徴です。
抗生物質を早めに飲めばよく効きますので、昔のように全身が真っ赤になる方は最近はおられないように思います。
問題なのはこの病気はかかってから1―3週間後に腎炎とリウマチ熱の合併症を起こすことです。抗生物質が良く効くのですが、なかなかしぶとい菌で、早期に診断し、最低ペニシリン系を10日間、セフェム系なら5日間は抗生物質を服用し、合併症を防ぎましょう。